2014年3月3日 投稿者: Kandori

子どもと子どもがつながる教室

つながるというと、

心と心がつながることです。



互いに、

考えていることや思っていることを

分かり合うということです。





何をつなぐと心と心がつながるのでしょう。





手をつなぐ。

気持ちをつなぐ。

思いをつなぐ

考えていることをつなぐ。

ちょうどリレーのように。



すると、

心と心がつながっていく。





授業中での出来事です。



教室で、子どもたちと教師の間に起こっていること。

それはどんなことでしょう。





子ども同士の中に沸き起こってくる思いや考え。



そんなこと考えていたの!!!

私とは、ちょっと違うなあ~。

似ている!!!

けれど、少し違うなあ~。

一緒のことは考えていないのです。

違うなあ~もあります。



そんな言葉が取り交わされると、

子ども同士の学び合いが成立していきます。

言葉と言葉、

思いと思い、

考えと考え、

つながっていくのです。





では、教師は何を。

教師の役割は。



発言している子どもの言っていることを

他の子どもたちとともに受け止めるのです。



じっくりと聴いて、

発言している子どもの言いたいことをしっかりと受け止めます。



真剣勝負で。

黒板も使って。



子どもと子どもとの。

子どもと教師との。

真剣勝負。

聞き逃すわけにはいきません。



しっかりと聴くのです。



その教師の姿勢が、

発言をじっくりと聴く子どもたちを育てているのです。





教師と子どもたちで授業を進めていきます。

決して、教師一人で進めていくことはできません。

“子どもとともにつくる授業”を創ろうと思えば。

子どもは学びの主役なのです。



教え込まれて、「はいはい。」と進み、

わからないのに「はいはい。」と流れることはありません。

そんなことが起こっているとしたら、

子ども主体の授業とは言えません。





子どもが言いたいこと言って、

みんなが聴いて、

それがみんなのものになっていく過程で、

違う思いや考えもだんだんと出されていくと・・・。



みんなが言い合えるつながりが生まれます。



考え方や見方、感じ方が違うことを大切にして。

それが生み出される過程を大切にして。





子どもが言える雰囲気の教室。

それは、

聴いてくれるみんながいるからです。

確かな感触がないと、

言えるはずがありません。



「発言しましょう。」といくらなげかけても、