2013年6月30日 投稿者: Kandori

影響力のある子どもが生まれる

影響力のある子どもが生まれる。

今日はS君の調子がいいので・・・。
学級に活気があります。

こんな言葉を届けられました。

6月も今日で終わりです。
新学期が始まって、3か月になりました。

ひとり一人の子どもから伝わってくる確かな感覚なのです。

S君の影響力は凄い。
彼の調子があまり良くないと、
学級がショボンとしてしまいます。

S君と先生の関係は良好、むしろ最適と言ってもいいのです。
S君の調子が感じられるのですから。

それに、
Sくんは先生のことが大好きらしいのです。

先生が授業中、
急いで配りものをしようとしています。

「僕も配るわ。」と
S君が前に駆けつけます。

すると、
他にも率先して、5.6人の子どもたちが前に進んで
たちまち配り物は行き届き、スムーズに学習に入れます。

先生はとても助かります。
先生は黙って、ニコニコして、
流れに任せているだけです。

S君は先生の出す課題についても、
『次、先生がなんて書くのかな』と
予想しながら、つぶやいています。
主体的に学習に取り組んでいる姿です。

また、
前の黒板に書いている友達の字を見ている時には、
「丁寧に書いているなあ。」
と後ろから大きな声でフィードバックしています。

すかさず、先生は
「ていねいやね。」
と応答します。

気が回るだけでなく
凄い感の持ち主だけあって、
先生の気持ちを察するのも鋭いのです。

子どもの気持ちがわからないと、
学級集団と先生は乖離します。

子どもとの信頼関係は
その子のことを知ろうと努め、
その子らしさを受け止め、
その子らしさを生かすことから創られていきます。

子どもはとても正直です。

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