家庭力『二人三脚で進む』
子どもが楽しいと思えるご家庭はどんな家庭なんだろう。
それぞれの家庭が、かけがえのない家庭ですから、
それぞれでいいのだと思うのです。
私はいい家庭、よくない家庭があるとは思っていません。
我が家をどのように思っているのでしょう。
一番の決め手は、ご自身がいい家庭だと思っているかどうかだと思います。
胸張って、私の家庭は大好き。私の家庭は素晴らしい。
そう思っていているかどうか。
毎日、みんなで一緒に過ごす場所ですから。
いっしょに過ごしていて、居心地がいい、
安心感があるって。
本当に大切だと思います。
私は今、夫婦二人になって、自分の家庭を振り返って、見つめてみると、
夫婦二人の受け止め方が、真反対で、離れていて、
「そんなこと思っていたの。」と言いたくなることが
起こっていることに気づきました。
どれだけ話し合っても、ずれるばかり。
ひとつの出来事の捉え方、感じ方や考え方が・・・。
ずれているのです。
いっしょに暮しているのに、
違っているのです。
いろんなことをもっとしっかり聴いていればよかったと
後悔しても後の祭りです。
よくこんなにずれているのに、一緒に居られたものだと
いまさらのように、感心してしまうほどです。
合っている方がおかしいのかもしれないのですが・・・。
お互いに合わせない二人だという事は明確になりました。
よーく話してみると、
二人三脚のように、同じ方向を向いていたことが判明。
だけど。
諦めが速い夫としつこい私。
なのかな~あ。
冷静で割り切っている。
のと、
どうしても巻き込み、巻き込まれ、ぐちゃぐちゃになるのと。
淡々としている一方で、整理がつかずぐるぐる回っている。
いろんな出来事をあぶり出してみると、
深みにはまっていきます。
どんどん時間がたって、
私は気づきました。
夫の話を聴いていると、
いままで聞こえてこなかったことが聞こえてきたのです。
なぜ。なぜ。
から。
そうだったのか。
と見え方が変わってくる・・・。
自立して、家庭をつくろうとしてきたのだなあ~。
少し、近づけた気がしました。
よう~し。
これからはスクラム組んで。
暮らしていこうと決意しました。
この年になってから、思っている次第です。