教育コーチング
日曜日、朝早く目がさめてしまってテレビつけると、
ちょうどテレビ寺子屋をやっていました。
http://www.sut-tv.com/show/terakoya/backnumber/post_212/
アスリートをコーチしている白石豊教授の「人を育てるコツ」
という話でした。
私にはとても興味深い話で、テレビを通しての出会い、ご縁を
私が一人で感じていました。
白石豊教授は昔、
指示・命令・恫喝でクラブ活動の指導者をしていて、
何回も全国優勝を成し遂げて、鼻高々になっていたのだそうです。
ある時、恩師から、
「生徒たちは何も持っていない、からっぽのコップだと思っているんですね。
アメとムチで条件反射のように覚えさせるのは教育ではないです。」と
指摘されて、それからコーチングを学んだということでした。
コーチングはその人の中にあるものを引き出すという考え方です。
教育もまた、その人が自ら獲得していくのを、
励まし、支え、やる気を育むことにほかなりません。
子どもたちには、適当に褒めても、媚びていると思われ、軽く見られるだけです。
子どもたちは、本当に言ってもらって嬉しいことを納得して受けとめるものです。
しっかりその子を見て、向き合っていないと通用しません。
改めて、コーチングを生かして、コミュニケーションすることの重要性を
思い直した朝でした。