自ら学ぶ子ども
自ら学ぶ子ども
子どもは、子どもから学び、変わっていきます。
自分の書いた文章を互いに発表し合っていました。
一人が話し、グループの他の子は聞くのです。
その中から代表が選ばれ、全体の場で発表する授業です。
代表に選ばれた一人の子どもが、
グループで発表した内容を変更してもよいかどうかの了解を得に来ました。
幸いにも了解されて、代表として発表する子どもは、
後で考えたのと、二つ発表しました。
後で考えたのは、ついさっき考えた内容なので、ノートに書いてありません。頭の中に入っていると言っています。
できるのだろうかという心配をよそに
具体的で、わかりやすく、しかもすらすらと発表していました。
どうしてそんなことができたのでしょう。
グループでの発表会の時、友達の発表を聞いて学んだのでした。
真似をして、自分なりにアレンジしたのです。
学ぶの語源にもあるように“まねぶ”から“学ぶ”になったという好例です。
子どもは、やろうと思ったら、
友達の発表内容がいいなあと思ったら、
すぐに取り入れて、
即興で発表できるのです。
それを証明してくれました。
子どもの学びの力は凄いです。
やってみようと思ったら、成し遂げていきます。
子どもの変わり目を見るとたくましい!、ヤル気ある!と感動します。